ギョーム・アンリが素晴らしい!カルヴェンやニナリッチでの才能

 

こんにちは、ジェシカです。

 

今回は、現在『PATOU(パトゥ)』のクリエイティブ・デザイナーでもあり、

これまで『CARVEN(カルヴェン)』

『NINA RICCI(ニナリッチ)』でも

デザイナーとして素晴らしい実績を残してきた、

ギョーム・アンリを知るためのガイドです。

 

この人、本当ステキな服を作ります。^^

 

ギョーム・アンリの輝かしいプロフィール

Guillaume Henry(ギョーム・アンリ)は、1978年フランス生まれの現在41歳です。

 

こちらが彼。

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学校でファッションを学んだ後、

『ジバンシィ』や『ポール カ』などの一流メゾンで経験を積み、

2009年に『CARVEN(カルヴェン)』のデザイナーに就任しました。

 

5年間カルヴェンで腕を発揮し、2014年に退任。

それから2015年に『NINA RICCI(ニナリッチ)』のデザイナーに就任しました。

 

3年後の2018年にニナリッチを退任し、

その後、

現在の『PATOU(当時はJEAN PATOU)』に就任。

 

という経歴になっています。

 

彼のデザインの特徴などは次に話していきますが、

このように次から次へと引っ張りだこなのも、

彼の実力が信頼できるからこそのものだな〜と思いますね。

 

ギョーム・アンリのデザインの特徴はおもしろい!

今回この記事を書くにあたって、

VOGUEサイトのアーカイブコレクションを探り、

彼が就任していた頃のカルヴェンとニナリッチのコレクションをすべて見ました。

 

何度「素晴らしい」と言ったことか。笑

美のエネルギーをたくさんいただきました。^^

 

彼の作品は毎シーズン違った色が見れて、

本当に素晴らしいコレクションだったことが分かりました。

 

見事に刷新を成功させたカルヴェン時代

どうやら、それまでのカルヴェンって、

老舗ではあるけれどちょっと忘れ去られた感じの状態だったようなんです。

(イマドキの言葉で言えばオワコンってやつかな)

 

だけどそんなメゾンに彼が新しい風を取り入れて、

見事、若者を含め、

多くの人たちに大注目されるブランドへと生まれ変わらせました。

 

若者向けと、年齢高めの人向けのデザインって違いますよね。

それはスカートの丈ひとつ取ってみてもそうです。

 

でも、彼はその辺のバランスがとても上手でした。

若者の心を掴みながら、

徐々に世代層を上げていって、

結果的に全世代の女性をターゲットにしました。

 

コレクションの写真をここで掲載できないのが残念ですが、

言葉で言い表すのが難しいくらい、

彼の作風には様々な表情があります。

 

どのコレクションも素晴らしいですが、

カルヴェン時代であれば個人的には前半の作風が好きです。

 

就任後の初コレクションから素晴らしいイメージを打ち出してきています。

 

私もこのブログで何度も言っているように、

色と柄を巧みに使い、美しい服を作り上げています。

(だから色と柄って魅力を増すのに大事なんです)

 

本当おもしろいなぁと思うのが、

毎シーズンごとに全く違う雰囲気や情景を見せてくれるんですよね。

そういう技ができる人なんですね、彼は。

 

「デザイナーならみんなそうでしょ」

と思うかもしれませんが、

結構いるんです、

毎シーズン同じような作風のデザイナーは。

 

「それはそれでその人のスタイル(持ち味)だからOK」

と言えばそれまでですが、

私はそういうの見てると見飽きてくるので、

スタイルは持っていたとしても、

その上で毎回違う情景のコレクションを見せて欲しいなぁって思うんです。

 

なのでそういう意味でも、

ギョーム・アンリのデザインはとてもおもしろくて、

見ていて全く飽きさせません。

 

その特徴をいくつかの言葉で表すと、

みずみずしさがあり、静謐さがあり、光と闇の情景もある。

 

採れたての新鮮なオレンジのような爽やかさを見せてくれることもあれば、

枯れて朽ちていく薔薇の花のような退廃的な美しさ見せてくれることもできる。

 

表現力がとても豊かだなぁというのは強く感じました。

 

並べてはお互いに失礼かもしれないけれど、

私は彼にドリス・ヴァン・ノッテンに繋がる感覚を持ちました。

ドリスも光と闇の切り替えがとても上手で、

毎シーズン美しくおもしろいコレクションを見せてくれますから。

 

でも、アンリがどんなコレクションを発表してきても、絶対に変わらないことが1つだけあります。

 

それは、絶対にエレガントである、ということ。

 

2012−2013秋冬プレタポルテコレクションは衝撃的な美しさでした。

中世の画家ヒエロニムス・ボスの『快楽の園』などが

洋服にプリントされていて、

それが滑稽でありながらもとても美しいんです。

 

このファッションは楽しすぎるなぁ…。

私はその服が欲しくなってしまいました。笑

 

快楽の園って言ったら、結構衝撃的な絵です。

 

これね↓

 

滑稽で不気味で創造性に溢れすぎていて、

正直好き嫌いがハッキリ別れる絵なので(私は大好きだけど)、

それを大胆に服に使っちゃうセンスに脱帽しました。

 

だ・け・ど、です。

 

それでもやっぱりエレガントなんですよ。

そこだけは絶対に外さないんですね。

 

そしたら、記事の中でそのコレクションについて、彼はこう言っていました。

『エレガントであるべきで、ガーリーすぎてはいけない。コントラストが大切というわけだ』

 

ああ、なるほどと合点がいきました。

まさにおっしゃる通りだなと思いました。

 

遊び心は入れるんだけど、でも外しすぎない、そのコントラストが大事だということですね。

まさに彼の作風に当てはまる言葉だと思いました。

 

でもでも、これでも彼の作風を言い表すには物足りなくて。

エレガントだけじゃ彼の作風は全然語りきれないんです。

 

じゃあ、彼の作風の特徴って他は一体なんなんだろうって考えた時に、

やはり記者の言葉の中から腑に落ちる言葉がありました。

 

それは、『ユーモア(遊び心)』ということ。

 

彼はコレクションごとに色んな情景を見せられる人です。

それはさっきも言ったように、

採れたての新鮮なオレンジを見せてくれることもあれば、

枯れて朽ちていく薔薇の花を見せてくれることもある。

 

その作風はすべて、このユーモア(遊び心)から発生しているものなのかもと思ったんです。

 

だから、カルヴェン時代の後半になっても、

とびっきりカラフルな世界を見せたり、

最後のコレクションではバイカーズスタイルを見せたり、

遊び心のあるデザインがたくさんありました。

 

「彼のデザインの特徴はユーモアである」

なーんてつまらない断定はしませんが、

ユーモアとエレガントは、

彼のデザインの支えになっている要素なんだろうな

ということが、今回見ていて思ったことです。

 

彼のこのユーモアと豊かな発想は、

このあとニナリッチに行っても爆発的に発揮されます。

 

クラシックでモダンな美しさを見せたニナリッチ時代

 

ニナリッチ時代のショーの動画があります。

これが大変に美しい!

クラシックな雰囲気を持ちながらも、

モダンな要素が取り入れられていて、

その絶妙なバランスが素晴らしいんです。(ToT)

 

で、こっちもこれまた素晴らしいんですよ〜。

これなんて本当にユーモアとエレガントの為す技だと思います。

 

彼はカルヴェン時代とはまた違った作風をニナリッチで見せました。

 

カルヴェン時代もとても美しいんだけど、そちらではポップな要素もありました。

でもニナリッチでは、なんていうか、静謐な美しさを感じるんですよね。

 

それはニナリッチというブランドの色にもあるんでしょうけど、

でもブランドの歴史や色を知って、

そこでカルヴェン時代の自分とは違った面を発揮する彼の能力が、

本当おもしろいしステキだなぁと思うんです。

 

例えばエディ・スリマンはどこ行ってもエディですからね。

もちろんセリーヌの味わいはちゃんと取り入れてのエディですけど。

 

でもこれはどちらが良い悪いの話ではなくて。

色んなデザイナーがいるということなので、

どっちもおもしろくて最高だと思います。^^

 

というわけで、ギョーム・アンリはこのように

ニナリッチでも能力を爆発させ、

素晴らしいコレクションを見せてくれました。

 

そして、いよいよ現在の『PATOU』に移るわけです。

 

新生パトゥのお披露目はもうすぐ!!

今月、2019年9月のプレタポルテファッションウィークにて、

ギョーム・アンリによる新生『PATOU』が

初コレクションを発表します!!!\( ˆoˆ )/

 

ここまで読んでもらったのであれば、

このコレクションがどれだけ楽しみなものかはもう十分お分かりのはず。

 

アンリはこの老舗メゾンをどのように刷新させたのか?

それを見るのが非常に楽しみです!!\( ˆoˆ )/

 

思えば、カルヴェンも刷新させた腕だからこそ、

このブランドへの就任も打診されたのだろうし、

また彼のデザインセンスなどを見れば、

この就任は本当に適任だと思います。

 

彼はどんな雰囲気や色、

情景をこのブランドで見せてくれるのか、

今からとっても楽しみです!!

 

一足早く、彼のインスタアカウントで

いくつかルックが公開されているので、

それを掲載しますね!

 

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興奮が止まらない!

ショーの発表が楽しみです!!!\( ˆoˆ )/

 

最後に

というわけで今回は、ギョーム・アンリを知るためのガイドでした。

 

日本じゃまだまだ注目されていない人だけど、

PATOUの知名度が上がるにつれて、

彼の知名度もどんどん上がっていくはずです。^^

 

たぶん、しばらくはPATOUに在籍するのだろうから、今後の活躍が非常に楽しみです。^^

 

また何か情報が増えましたら記事にしますね。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。^^

 

▶︎▶︎CARVEN公式サイト

▶︎▶︎NINA RICCI公式サイト

 

▶︎▶︎伝説のブランド『PATOU』についてはこちらの記事でも詳しく書いてます。

 

 

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