ダークナイトのジョーカーの最後は?映画『ジョーカー』が傑作!

 

こんにちは、パープルです。

 

先日、早く観たくて観たくてしょうがなかった最新映画『ジョーカー』をようやく観てきました。

 

久しぶりに映画館で1800円払って映画を観ましたが、1800円払うことに何の抵抗もないくらい期待していましたし、観終わった後もやはり1800円以上の価値は十分にありました。

 

というわけで今回は、その映画『ジョーカー』の私の感想などを書いていきたいと思います。

 

ジョーカーと言えばヒース・レジャー

ジョーカーと言えば、クリストファー・ノーラン監督のバットマン映画『ダークナイト』でヒース・レジャーが演じたものが非常にインパクトが強くて、私の中では『ジョーカー=ダークナイトのヒースレジャー』となっているくらい。

 

ティム・バートン監督の『バットマン』に出演したジャック・ニコルソンも名演だったと思いますが、作品全体のインパクトなどもあって、私にはどうしてもヒース・レジャーのジョーカーが『究極のジョーカー』となっています。

 

おそらく、同じ思いの人はたくさんいるはず。

 

そして今回の最新映画『ジョーカー』では、そんな難役ジョーカーをホアキン・フェニックスが演じます。

 

 

ダークナイトのジョーカーを観れば分かりますが、並大抵の演技ではこのジョーカーという役は勤まりません。

 

バットマンを演じるほうがずっと簡単だろうと思うくらい、ジョーカーを演じるのは難しいと思います。

 

なにせジョーカーは、犯罪を目的のないただの快楽としか考えていないし、頭の中だけでなく佇まいから言動まですべて狂気にふれています。

 

そんな役を演じられる俳優さんって、誰がいるの?

 

ブラッド・ピットじゃ正統派すぎて無理。

ディカプリオの演技も素晴らしいけどジョーカーにはちょっと違う。

それからそれから・・・

 

考えてみると、ジョーカーを演じられるような俳優さんってそういないことが分かります。

 

 

でも、ダークナイトのジョーカーを演じたヒース・レジャーだって、正直ジョーカーを演じられる素質は過去作を見ても私には感じられませんでした。

 

だって、名作『ブロークバック・マウンテン』で彼が演じた繊細な役を観て、誰がジョーカーと彼を結び付けられるでしょうか?

 

ブロークバック・マウンテンの彼と、ダークナイトでの彼。

 

これは私の中では全くの別物で、本当に同じ俳優が演じているの…と驚きと疑問を持ってしまうくらいです。

 

そのくらい、ヒース・レジャーの演技は恐ろしく狂気にふれていて素晴らしかった。

 

 

それからそのダークナイトの撮影が終わり、映画公開前にこのヒース・レジャーが亡くなってしまったのも、伝説に拍車をかけたように思います。

 

彼は撮影当時まだ26〜28歳。

 

ダークナイト撮影の時点ですでに不眠に悩んでいたようで、睡眠薬も服用していたようです。

 

そして撮影後、薬の併用摂取による事故で、彼は命を落としました。

 

この顛末も、ジョーカーという存在の伝説を作る素材になったなと私は思うんです。

 

まるでジョーカーのために生まれて、ジョーカーと共に死んだ。

 

そんな雰囲気さえある名優でした。

 

本当に、まだ20代半ばの彼が、どうしてあんな狂気的な最高の演技ができたのか。

 

ジョーカーという存在の謎もさることながら、ヒース・レジャーという存在の謎も大きいと私は思っています。

 

ホアキン・フェニックスなら間違いない

さて、そんなヒース・レジャーが究極のジョーカーを作り上げてしまったこともあって、次に誰かがジョーカーを演じるというのは非常に難関なことになってしまったと思います。

 

ヒースのジョーカーが爆発的な最高評価だったので、ジョーカー誕生の経緯を描く今作では「誰がジョーカーを演じるのか?」は監督も非常に神経の使う部分であったと思います。

 

脚本が書かれる前にすでにホアキン・フェニックスに決まっていたのか、それとも後でホアキンに決まったのか、それは定かではありませんが、演じる方も、演じさせる方も、どちらも至難の道だったと思います。

 

 

で・も、

 

私は今作の予告編を数ヶ月前に初めて観たとき、演者がホアキンだと知って、すぐに「これは絶対に名作だ」と思いました。

 

なぜなら、私はホアキン・フェニックスの演技をすでに何作かの映画を観て知っていたからです。

 

私はすぐに、ヴェネツィア国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した『ザ・マスター』を思い出しました。

 

この作品の中での彼は、戦争後遺症に苦しむ神経病みの男をとても几帳面に演じていますが、その姿をすぐに思い出し、彼ならジョーカーに間違いないと思ったんです。

 

 

ホアキンの作品は他にもいくつか観ていますが、彼の演技は本当に素晴らしい。

 

ほんとに元からこういう人なんじゃないか?と思えるくらい、完璧に役になりきった演技を見せます。

 

だから、ホアキンならジョーカーを十分にしっかり演じられると思ったし、ヒース・レジャーが作り上げたジョーカーとはまた違った伝説のジョーカーを誕生させられるだろうと確信しました。

 

そして映画を観てきた今、やはりその確信は間違いなかったと思っています。

 

非常に素晴らしい演技でした。

 

人間としてのジョーカーは現代にも登場する

まだ観てない方がいたら楽しみを半減させてしまってはいけないので、ストーリーを多く語ることはせずに感想を書いていきます。

 

今作では、ジョーカーになる主人公の精神状態、人間性、他者との関係性などが少しずつ積み上がっていき、自然とジョーカーへ変貌していく様子がとても丁寧に描かれています。

 

よくある安っぽい娯楽映画のような、「悪のパワーを得て急にジョーカーになった」みたいな展開だけは絶対にやめてくれと思っていましたが、そんな安っぽい展開にはならずに、しっかりと人間模様を描いていました。

 

正直、もっとドンパチが多くて、ドッカンドッカン言う映画なのかなと思っていたのですが、そんなことは全然なくて、とても静かに狂気的に、ジョーカーという一人の男に密着していく作品でした。

 

ドキュメンタリーを観ているような印象さえありましたね。

 

 

そしてホアキンの演技が期待通りとても素晴らしかった。

 

神経質な挙動、笑い方から始まり、ジョーカー覚醒後の振り切った解放感まで、どこをとっても素晴らしい演技でした。

非常に魅せられました。

 

 

この映画、ダークナイトのジョーカーとの違いは、まだジョーカーに人間としてのためらいがあったところです。

 

ダークナイトのジョーカーには人間としてのためらいや迷いは一切ありませんでした。

 

躊躇なく罪を犯していきます。

 

今作のジョーカーは、ジョーカーに変貌した後も、まだそれらの抵抗感を見せる部分がいくつかありました。

 

だから今作では、どこまでも人間としてのジョーカーを表現していたのだと思います。

 

 

だけど面白いのが、この映画いくつかの謎があって、「実はジョーカーはアーサーの妄想なんじゃないか?」と考えている人もいるようです。

 

正直私は謎的要素はあまり感じずに観ていたのですが、そう言われるとそうだなと思えるから面白い。

 

のちにバットマンになる子供ブルースとの時間設定がずれているなとは思いましたが、ただそれはバットマンとは別物の映画なんだろうと解釈していました。

 

しかしアーサーの妄想という解釈で考えると、そこにも少し納得できる。

 

このように、いろんな解釈ができて面白い映画だなとしみじみ思います。

 

 

ただ私が1つ思ったのは、この作品はとても現代的な作品であるということです。

 

作中で、「誰もがコメディアンになれる時代が来た」という言葉があります。

 

コメディアン=有名人=注目を集める人です。

 

アーサーは自身の不幸で寂しい境遇から、多くの人々に注目される存在になりたがっていたのは確実。

 

それが様々な出来事を通して狂気を手にした時、ジョーカーという一種の有名人になることができた。

 

この部分ですが、現代も同じだと思ったんです。

 

 

現代はSNSの時代で、誰もが有名になれる時代になりましたよね。

 

生まれ持った素質や権力なんかなくたって、一般人が一躍有名になれる時代です。

 

ということは、現代だって、ジョーカーのような存在が誕生してきても何らおかしくはないということです。

 

私は、この映画は、現代はこのような危険性を孕んでいるという警鐘を鳴らしている作品でもあるなと思いました。

 

 

数年前、Twitterなどを使って国家が転覆された事件が海外でありましたよね。

 

それに、テロ事件だって、同じような様相を孕んでいると思います。

 

ですから、この『ジョーカー』という作品は、そういった現代の様相を表している思うんです。

 

 

ある日、ジョーカーのようなカリスマ性を持った存在が誕生してくるかもしれません。

 

その時に、多くの人々が生活に困窮し、権力を持つ特権階級に怒りや恨みを持っていたら、どうなるでしょうか?

 

作中のシーンにあったように、ジョーカーを支持する人が出てこないでしょうか?

 

起きて欲しくはないけれど、これからの時代に起こりそうな物語であると、私は思ったんです。

 

ダークナイトのジョーカーの最後は?

ダークナイトでのジョーカーの最後は、バットマンと一騎打ちをし、最後に鎖(だったかな)で吊し上げられ、高笑いをするというのが最後の登場場面になっています。

 

 

今作のジョーカーと、ダークナイトのジョーカーは、別のストーリーだと私は感じました。

 

今作ではブルースはまだ子供で、ジョーカーはもう立派な大人なので、もし今作の延長線上にダークナイトがあるのだとしたら、さすがにダークナイトのジョーカーは年齢が行き過ぎて体力的にバットマンと戦うのは無理じゃないかなとも思うんです。

 

まぁ、今作のジョーカーが成長してダークナイトの残忍で切れ者のジョーカーになるという考えも面白いですが、私は別物のストーリーとして観ました。

 

 

もしかしたら、ピエロの仮面をつけた群衆の中の誰かが、ダークナイトのジョーカーになるのかもしれません。

 

そう考えると、ジョーカーとは1人ではなくて、1人が生み出したシェア可能な存在なのかもしれないなとも思います。

 

 

私の考えでは、ダークナイトでジョーカーは吊し上げられ、その後いよいよ警察に捕まったんでしょう。

 

その後はどうなったか分かりませんが、自作のダークナイト・ライジングでは全く姿を見せませんでしたから、刑務所の中で静かになっているのかもしれませんね。

 

 

ダークナイトでもあったように、善悪の境目はどこにあるか分からない。

 

誰だってジョーカーになり得る。

 

そう考えると、ジョーカーという人物は実際にいてもいなくても関係なくて、誰もの心の中にジョーカーはいると考えられないでしょうか?

 

最後に

というわけで今回は『ジョーカー』の感想について書いてきました。

 

心底素晴らしい映画でしたので、もう一度映画館で観たいと思ってるくらいです。

ブルーレイは絶対に買いですね。

 

ちなみにダークナイトで刑事役で出演していたゲイリー・オールドマン。

 

彼ももう少し若かったら、ジョーカーを演じることができたかもしれません。

 

名作『レオン』での悪役の演技は非常に素晴らしかったですし、その他の悪役の演技も評判が高いですからね。

 

後、もし日本でジョーカーを演じられるのは誰かと考えたら、それはもう絶対に藤原竜也だと思います。

 

彼なら見事なジョーカーを見せてくれるでしょうね。

 

以上、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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