
こんにちは、ジェシカです。
今回はですね、
まだ歌舞伎を観に行ったことがない方のほとんどが必ず持つであろう、
『歌舞伎を観に行く服装』について書いていこうと思います。
これであなたの疑問が解決されて、気持ちよく歌舞伎に行けますよ。^^
【決定版】女性・男性のベストな服装
「歌舞伎、一度は観に行ってみたいけど、でもどんな格好して行ったらいいのか分からない…」
「歌舞伎ってなんだか堅苦しそう…」
これまで歌舞伎を劇場でご覧になったことがない方の中には、このように思っている方も多いのではないでしょうか?
何を隠そう、私もそう思っていました。
歌舞伎って由緒ある伝統芸能ですからね。
仮にそう思っていても仕方のないことです。
でも、全然大丈夫です。
服装もこの記事で解説しますし、そもそも歌舞伎は堅苦しくないです。
なぜなら、歌舞伎は今も昔も大衆の娯楽です。
気軽に楽しんでいいものだし、とにかく劇場に行けば歌舞伎役者の方々が楽しませてくれるものです。
だから、全然難しく考えなくて大丈夫。^^
ぜひ気楽に観劇に行きましょう!
というわけで、じゃあどんな服装で行けばいいんでしょうか?
これは結論から先に言うと、
ちょっとくらいは綺麗な格好をしていったほうがいいです。
なぜなら、そのほうが歌舞伎座など劇場の雰囲気にも合うし、他の人もそうしているし、何より自分も楽しい。
そしてもう1つ大事なことが、役者さんたちを喜ばせることができるからです。
先ほど、歌舞伎は大衆の娯楽と言いました。
しかし娯楽とは言え、当日券の幕見席は別にしても、
事前にチケットを購入して観劇する場合はせっかくの歌舞伎ですから、
やっぱりオシャレしている人がほとんどです。
幕見席だとお出かけのついでで寄る人や仕事帰りなどに寄る人も多いので、結構普段着で荷物を抱えた人もいますが。
まあ、それはそれ。ロッカーもありますから問題ないです。
と言うわけで、
事前にチケットを購入して観に行く場合は、
劇場にドレスコードはありませんが、
やはり映画館に行くよりはオシャレをして行きましょう。
人間国宝の片岡仁左衛門さんもこのように話しています。
「ええ、京都の方は、顔見世をご覧になるときはおしゃれをしてと思ってくださった。近頃はそれがなくなってきているでしょう。それが少し残念ですね。スニーカー履きでいらしてくださるのは、歌舞伎が身近になった証拠とも言えるのかもしれませんけれど…」
「常にでなくていいのですが、顔見世に行くのだから、歌舞伎座に行くのだからと、年に何度か、ちょっと着飾る気持ちになっていただけたらと思いますねぇ。外国のオペラハウスも、上階のほうでご覧になるときはラフな格好、けれど、一等席に座るときはドレスアップをして見ますでしょう。ああいう華やかさがあると、さらに劇場が楽しくなるのではないかなと」
オシャレをして行けば、役者さんを喜ばせることもできるんです。
役者さんたちは上演中、舞台上からお客さんの姿をよく見ているそうですから、
やっぱり綺麗な格好をした人が多ければ、それはもちろん嬉しいですよね。
なので、ぜひオシャレをして行きましょう。^^
じゃあ、オシャレと言ってもどんな服装のことを言うのか?
仁左衛門さんの話では「ドレスアップ」とありましたが、実際に観に来ている人の服装は様々です。
女性では、着物の人もいれば、こんな感じのシャネルのスーツのような服を着てる人もいます。
でもみんながみんなそうではなく、ほとんどの人は普通のキレイめな服装をしていますし、それで全然問題ないです。
ハイブランドのものでなければいけないなんてこともないです。
普通のキレイめな格好であれば、劇場の雰囲気にも合うのでオススメですよ。
「普通のキレイめってどんな感じ?」
キレイめ服装は年代によっても変わりますよね。
授業参観とか、ちゃんとした場に行くような格好を意識すればいいんじゃないかなと思います。
ラフすぎず、堅すぎずの、ちゃんとした格好というスタイルですね。
結婚式に出席するようなパーティルックではないです。
(別にそれでも構いませんが)
例えばですが、有名人の滝川クリステルさんの服装とか参考になりますよ。
オシャレで上品、そしてエレガントですし、同じ服でなくてももちろんいいので、こんな感じの服というのを意識すると良いです。
参考までにいくつか服装画像を掲載しますね。
という感じです。
掲載した以外にも、滝川クリステルさんのインスタに出ている服装はどれもキレイでちゃんとしていてオススメですので、ぜひ参考にしてみてください。
あと、靴ですが、先ほど仁左衛門さんはスニーカーに対して少し難色を示していましたが、
でもスニーカーの人は多いですし、
正直、遠方から電車で観に来る人はパンプスだと足が疲れてしまう方もいると思うので、
そこは無理なさらずにスニーカーでいいと思います。
もちろん、汚れてないスニーカーですね。
パンプスが履ける方は全然パンプスで問題ないです。
パンプスのほうが劇場の雰囲気にも合いますしね。^^
次は男性の服装ですが、男性もやっぱりキレイめが良いですし、そういう方が多いです。
さすがにTシャツに短パンとかラフすぎるのは避けたほうがいいでしょうし、多分それで来る人もほとんどいないです。
年配の男性だと背広の方も多いです。
男性のちゃんとした格好というのは、歌舞伎に限らず、やはり襟付きシャツとジャケットが鉄板ですね。
ベタですがこういうのが一番清潔感があっていいです↓
こういう服装でもいいですね↓
別にシャツ&ジャケットじゃなきゃいけないわけではなく、
秋冬はニットというアイテムもありますが、
オシャレに自信のない方はシャツ&ジャケットが一番無難です。
夏は襟付きのシャツやポロシャツとかね。
もちろん、ブランドものである必要はないですが、
シワシワだと格好悪いのでクリーニングやアイロンは忘れずに。
ちゃんとした格好をしている男性ってやっぱりカッコイイです。^^
靴は洋服に合ったものを選んでください。
革靴でも、キレイめスニーカーでも、ご自由に。
まとめ
というわけで、歌舞伎を観に行く服装について解説してきました。
今回の記事は、どんな服装をして行ったらいいか分からない人向けなので、絶対にこうじゃなきゃいけないわけではないです。
「分からないのであればこうするほうが無難だし、何より上品でステキだよ」
という服装を案内させてもらいました。
なのでオシャレが得意な方は、ご自分でキレイめ服装をして行かれたら良いと思います。
あとは、「どんな色の服がいいの?」とか思う方もいるかもしれませんが、
過度に明るい色を着る人って稀ですので、あまり気にしなくていいと思います。
世の中の大抵の人は白もしくは暗色系を選んで着ますので、それで大丈夫です。
派手な色がダメなわけじゃないですよ。
キレイめでオシャレなら全然問題ないと思います。
では最後に、ここまでの服装まとめです。
- 授業参観とか、ちゃんとした場に着ていくような、堅苦しくない普通のキレイめな服装を選べばOK。
- 靴は履けるならパンプス。難しいなら無理せずにキレイなスニーカーでOK。
- 着物で行きたい方はそれもバッチリOK。
- キレイめな格好をする。
- 襟付きシャツ&ジャケットが定番。シワシワはカッコ悪いので注意。
- オシャレが得意な方ならジャケットじゃなくてもキレイめコーデでOK。
- 靴は服装に合わせてキレイな靴を選ぶ。
以上、この記事があなたの参考になれば幸いです。^^
ステキな装いで、歌舞伎を楽しんできてくださいね。^^
ありがとうございました。^^
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