歌舞伎座の当日券|一幕見席で観劇する方法を丁寧に解説します

 

こんにちは、パープルです。

 

今回は、思い立ったらいつでも行ける、歌舞伎座の当日券について記事を書いていきます。

 

購入の仕方から入場のことまで丁寧に解説していきますので、

これを見れば明日からすぐに観に行けます。^^

 

歌舞伎座の幕見席について詳しく解説

歌舞伎座では、公演中は毎日、当日券を販売しています。

 

この当日券で座れる場所のことを『一幕見席』と言うので、

当日に観に行くことを「幕見で観る」と言ったりもします。

 

 

また、この幕見席のチケットは、そのとき上演されている自分の好きな演目だけ観ることが可能です。

 

つまり、昼の部の1幕目だけとか、夜の部の3幕目だけとか選ぶことができますし、もちろん全部の演目を観ることもできます。

ただし、ここには大切な注意点があるので、また後述しますね。

 

 

しかも、料金がとても安いです。

各部の演目を全部観たとしても合計4000円です。

 

このように気軽に歌舞伎を鑑賞できるのが、一幕見席の魅力です。

 

幕見席のチケット(当日券)の購入場所は?

これは歌舞伎座入口前にある券売所で購入します。

 

 

購入できる当日券は本日分のみですので、明日の分を先取りして買うことはできません。

 

また、購入できる枚数はお一人様一幕につき1枚までなので、一緒に観る同行者の分を購入することはできません。

 

あと、1人だけ並ばせておいて後から合流も禁止です。

 

でも、チケットに本人確認があるわけではないので、行く人のために代理購入をしてあげることはできますね。

まあ、そのケースはなかなかないでしょうけど…。

 

それと、購入は現金のみです。

クレジットカードは使えません。

 

券売所の販売開始時間と料金は?

一幕見席のお知らせは、月末になると歌舞伎の公式サイトにて、翌月の一幕見席情報が発表されます。

 

例えば、2019年の9月公演の幕見席情報はこのように発表されていました。

 

出典:歌舞伎美人

 

なので、これを観て時間と料金を判断するのですが、ここでとても大事な注意点があります。

 

それは、演目によっては、販売開始時間の前から購入待ちの列ができるということです。

 

これはとても大事なところなので、よく覚えておいてください。

 

土日はもちろんのこと、平日でも列はできます。

列はできて当たり前と思っていたほうがいいです。

 

人気演目によってはとんでもない行列になったりします。

 

 

なぜ列ができるのか?というと、

チケットが売り切れになってしまうということもありますが、

 

もっと重要なのは、座れる席数には限りがあり、それを超えてしまうと立ち見になってしまうからなんです。

 

販売開始時間前から皆が並ぶのは、席に座って観たいからなんです。

 

座席は自由席になっています。

チケットには購入した順の整理番号が付いており、会場に入るときにはその整理番号順に入場します。

 

なので、当然先に入った人がイスに座れるということです。

 

座れなかった人は残念ながら立ち見です。

それはもう仕方ありません。

 

そこは早くから並ぶのを耐えた人が優先されます。

 

ある人のツイート↓

 

では、どのくらいの人数までが座れるか?

 

というと、公式サイトにこのように出ています。

 

通常公演では椅子席約90名、立見約60名、合わせて約150名の定員でございます。 (但し、宙乗りのある月の公演場合、席数が大幅に減りますので、あらかじめご了承ください。)

 

チケット販売時には状況を追って、券売所の前に『椅子席は終了しました』『お立見』などなどの看板が出ます。

 

ですのでこの看板が出ていたら、「もう椅子には座れないんだな」と思ってよろしいかと思います。

 

ある人のツイート↓

 

どのくらい前に並んだらいいの?

「やっぱりせっかく観るならイスに座って観たい!」

 

ということで、並び始める時間はとても気になるところですよね。

 

近場の人ならまだしも、遠方から観に行く人は時間を調節するのも大変ですしね。

 

しかしこれは演目にもよりますし、日にもよるので、この時間なら大丈夫というのはハッキリ言えません。

 

千穐楽、人気演目、人気役者の出演に大きく左右されますし、

平日よりは土日のほうがやっぱり混みます。

 

 

また、ここでもう1つ大事な注意点です。

 

覚えておかなきゃ絶対に困りますのでよく読んでくださいね。

 

幕見席のチケットでは、自分の好きな一幕だけを観れると最初に言いました。

 

そして、その各一幕のチケットには、それぞれ販売開始時間が設定されています。

 

このように↓(再掲)

出典:歌舞伎美人

 

しかし重要なのは、このチケットは各回『通し』や『連続』で購入できるということです。

 

『通し』というのは、1幕目のチケット購入時間に、すべての幕のチケットを全部一度に購入ができること。

 

『連続』というのは、1幕目の購入時間に、連続した一幕、つまり2幕目のチケットも一緒に購入するができるという意味です。

 

つまりこれはどういうことかというと、

3幕目だけ観たいと思って3幕目の販売開始時間の前に行ったとしても、

そのときには1幕目の販売開始時間に『通し』で購入した人達によって既に椅子席は無くなっている

もしくはチケットが完売している

という状況になる可能性も大いにあるということです。

 

なので、ここはよく注意して行動しなければなりません。

 

 

また、昼の部の販売開始時間に、

夜の部のチケットを購入することはできませんので、

時間を間違えないようにしてくださいね。

(部はまたげません)

 

 

「実際のところ購入状況はどうか?」

 

大体の人はやっぱり『通し』もしくは『連続』で購入する印象があります。

 

各幕の間に途中で帰る人は少ないです。

大体皆さん『通し』でご覧になってる印象です。

 

 

先ほど、入場時には整理番号順に入るという話をしました。

 

『通し』や『連続』で購入をしても、切符は整理番号が入った各幕ずつ渡されます。

 

「じゃあ一幕終了のたびに毎回外に出て並び直すの?」

 

という疑問については、そんなことはありません。

 

仮に『通し』で購入した場合は、

一幕が終わるごとにとてもテキパキとした係員の方々が座席に来てくれて、

次の幕のチケットと番号を確認していきますので、

そのまま同じ座席に座っていて大丈夫です。

 

ということもあるので、後から入場してくる人は、やはり『通し』で購入してる人にはどうしても敵わないんですね。

 

 

色々とややこしいですが、これらを踏まえて短くまとめると、

 

「絶対にイスに座って観たいのであれば、1幕目のチケット販売開始時間の前に早く並んで、『通し』か『連続』で購入しよう」

 

ということになります。

 

 

どのくらい前に並んだらいいのか?

 

1つ参考までに私の幕見席の経験を話します。

 

そのときの演目の状況はこうでした。

 

  • 人気演目の『助六』だった。
  • 平日だったが、千穐楽寄りの月末だった。(月末になるほど混みます)
  • そのときの助六は豪華出演陣だった。
  • 主役は片岡仁左衛門。坂東玉三郎、中村勘九郎、中村七之助など出演。
  • しかも中村七之助が女方揚巻の初役だった。

 

という感じで、人気にならないわけないという状況でした。

 

なので私は『通し』での購入を目的にし、1幕目の販売開始時間前に並びました。

 

1時間半くらい前に到着。

 

その時すでに十数人並んでいましたが、余裕でイス席を購入することができました。

 

後30〜40分遅れていたら立ち見になっていた印象です。

 

また、並んでいるときも長椅子に座って待つことができました。

(長椅子が終わってしまうと後は立ち待ちになります)

 

という感じです。

状況は日によって変わりますが、参考になれば幸いです。^^

 

 

この他、並ぶ時間を予測する方法としては、

例えば、歌舞伎座の前で幕見席の案内整理をしている係員の方に直接状況を聞くという方法もあります。

 

予測でしかないですが、これまでの状況を教えてくれるかもしれませんよ。

でも、直接行かないとダメですが…。

 

 

後は、Twitterを使うというちょっとした方法もあります。

 

Twitterで『#幕見』というハッシュタグで検索してみると、幕見席の状況をツイートしている人がいます。

こんな感じで↓

 

1つの参考にしてみてください。

 

 

あと、列に並ぶときは屋外なので、季節に応じた対策をしっかり取りましょう。

 

夏は水分補給、熱中症に注意。

冬は防寒具必須です。

 

雨が降りそうなときは傘など、しっかり備えて行ってくださいね。

 

チケット購入後〜入場について

無事にチケットを購入できたら、開場時間までは自由です。

 

幕見席は歌舞伎座4階にあり、専用の入口から入って、エレベーターでロビーまで上がります。

 

ロビーでは時間になると、チケットの整理番号順に並ぶよう案内されます。

 

そして開場時間になると、整理番号順から会場の中に入っていき、自由に席を取っていきます。

 

 

一度席を取ってしまえば、後は再びロビーに出たり、トイレに行ったりすることは可能です。

 

このとき、もちろん荷物を置いていかないと空席だと思われてしまうので何か置いていくわけですが、たまにチラシ1枚とかで対応する人がいます。

でももしそのチラシ飛ばされちゃったら空席と思われても仕方ないので、動かないものにしてくださいね。

 

こうして上演になるまで待ちます。

 

 

また、先ほども書きましたが、通しや連続で観る場合、毎回席を立たなくて大丈夫です。

 

係員の方が来てチケットの確認をしてくれますので、座って待っていましょう。

 

帰る人は少ないですし、立ち見の人がうしろにたくさんいると、「ああ、頑張って並んでよかった」と努力が報われた気持ちになりますよ。笑

 

仮にもし、事前に立ち見になりそうだなと予測がついているのであれば、疲れにくい靴で行きましょうね。

 

運が良ければ、空いた席に座ることはできます。

 

お弁当・筋書・イヤホンガイド・ロッカーなど

幕見席のある4階ではお弁当の販売はありません。

 

なので、幕間の時間にお弁当や軽食を食べたい方は、事前に歌舞伎座の地下で色々購入できますのでそちらで買ってきましょう。

 

自動販売機はあります。

 

 

筋書の販売、イヤホンガイドのレンタルはあります。

 

余談ですが、このイヤホンガイドは歌舞伎鑑賞のおもしろさを何倍にも引き立ててくれるので、初めての方はぜひレンタルをおすすめします。

全然鑑賞の邪魔にならず、絶妙な間でガイドしてくれますので。^^

 

筋書も学べるし思い出にもなるしおすすめです。

 

 

また、座席はとても狭いです。

なので荷物が多い方はロッカーを利用しましょう。

 

どんな服装で行ったらいい?

一幕見席で観に来る人の服装は、結構フツウです。

 

フツウというのは、特別着飾ったりオシャレをするわけでもない、普段着な感じという意味です。

 

事前にチケットを購入して観に来る人達はオシャレ率高めですが、

一幕見席は気軽なものだし、

またお出かけのついでや、仕事帰りに寄るという様々な理由もあるのか、

服装はフツウです。

 

キャリーバッグ引いていたり、大荷物の人もいますから。

外国人旅行客も多めです。

 

でも、一幕見席だからと言ってオシャレをしてはいけないということはないので、

せっかくの歌舞伎ですから、オシャレをしていくのも良いのではないでしょうか。

 

歌舞伎に行く服装についてはこちらの記事で詳しく書いてます。ぜひ読んでみてください。

 

まとめ

というわけで、今回は歌舞伎座の当日券『一幕見席』についての情報を書いてきました。

 

もう一度、大事なことを短くまとめると、

 

「絶対にイスに座って観たいのであれば、1幕目のチケット販売開始時間の前に早く並んで、『通し』か『連続』で購入しよう」

 

ということです。

 

やっぱりこれが最も確実です。

 

とはいえ、こればかりはケースバイケースなので、

もしかしたら列に並ばなくてもイス席を購入できたり、

3幕目の販売開始時間にイス席を購入できたりもするかもしれません。

 

でも、幕見席でイスに座って観たいのであれば、そういう甘い期待はしないほうが懸命かと思います。

 

立ち見でもいいならそれでも大丈夫かもしれませんが、イス席は厳しめに考えておいて損はありませんから。

 

この記事があなたのお役に立てば幸いです。^^

 

ありがとうございました。

 

▶︎▶︎幕見席の案内が発表される歌舞伎公式サイトはこちら

 

<追記>

幕見席チケットを購入した後、入場開始までの時間潰しにはこちらのお店もおすすめです。

 

 

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