【歌舞伎演目】助六|片岡仁左衛門の粋な姿・揚巻の美しさの話

 

こんにちは、パープルです。

 

今回は歌舞伎レビューの話。

2018年10月に歌舞伎座で観た『助六曲輪初花桜』について書いていきます。

 

片岡仁左衛門さんの粋な姿に惚れたよ、私は。

 

助六。最高。

歌舞伎で『助六』と言えば、古典歌舞伎の代表的作品の1つということで有名。

 

このときの配役はこのようになっていました。

 

 

主役は人間国宝、片岡仁左衛門さん。

その他、坂東玉三郎さん、中村歌六さん、中村勘九郎さん、中村七之助さん、などなど錚々たる出演陣でした。

 

 

先に一言で感想を言いますと、「面白くないわけない」です。

まさに最高。

 

『助六』は上演時間が約2時間と長めの作品なんですけど、気がついたら引き幕になっていました。

 

笑いあり、感動ありの素晴らしい舞台でした。

 

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片岡仁左衛門さんの助六に惚れてしまう

主役である助六を演じたのは片岡仁左衛門さん。

 

仁左衛門さんは顔立ちや佇まいが本当にかっこいいですよね。

助六という人物とは雰囲気は少し違うけど、でもであることは共通しています。

 

現代的でない、昔の男のかっこよさというのをとても体現していると思います。

 

 

そんな仁左衛門さん演じる助六が花道から登場し、傘を持って見栄を切る姿は、本当にかっこよかったですね〜。

男性も女性も、あれでメロメロになっちゃったんじゃないでしょうか。

私はなりました。はい。

 

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歌舞伎の所作って、なぜあんなにかっこよくて美しいのか。

もちろんそうなるために長い年月をかけて研究を重ねてきたのでしょうけど、それにしても何とも言えないかっこよさがあります。

 

なぜこの動きをし、なぜそれがかっこよくて美しいのか。

生み出し、研鑽し続けてきた昔の役者さんたちには敬服するばかりです。

 

私ももっと学んでいこうと思います。

 

 

この演目時、仁左衛門さんは歌舞伎座で助六を勤めるのは20年ぶりだったそうです。

 

今回は仁左衛門さん74歳での助六。

インタビューでは次のように話しています。

 

「(この先)もうできるか分かりません。たぶんできないと思います。この年で、助六を勤めさせていただけることがありがたいです。今勤めておかないと……、という気持ちもあります。千穐楽を迎えても、まだ課題は残っていると思いますが、集大成の心構えで勤めます」

 

どの役も覚悟を持って勤めるのでしょうけど、

この役は市川家の代表作だったり、

亡くなった十八世中村勘三郎さんとの思い出があったりで、

よけいに気持ちがこもっていたようです。

 

 

仁左衛門さんのこの想いは、舞台でしっかり表現されたのではないでしょうか。

 

心の内までは分かりませんけど、演じている姿を観て、私はそんな風に思います。

 

とにかく粋でかっこよかった。

この言葉しか出ない自分が恥ずかしいんですが。笑

 

惚れてしまったわ。

 

中村七之助さんの揚巻に惚れてしまう

今回、太夫の揚巻を演じたのは、中村七之助さん。

これが傾城揚巻の初役でした。

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『傾城』というのは、城を傾けるほどの美しさを持った遊女、という存在で、

この役は女形最高峰の難しい役です。

この傾城の役ができるようになって初めて、女形として一人前だと言われています。

 

これまでは揚巻を坂東玉三郎さんが勤めていましたが、今回、その大役を七之助さんに託したようです。

 

この時は『十八世中村勘三郎七回忌追善』の公演。

七之助さんが揚巻の初役を勤めるにふさわしい機会となったと思います。

本人もとても気を引き締めていたことでしょうね。

 

ちなみに玉三郎さんは助六の母親役でした。^^

 

 

私、席が遠かったので、揚巻の細部の美しさまで見ることはできませんでしたが、でも存在感が美しかった。。

(上の写真で見ると素晴らしい衣装ですね)

 

歩き方、佇まい、身のこなし方。

そのすべてが美しくって、あれは確かに城を傾けてもおかしくないレベルです。

納得。

 

 

これからも七之助さんは揚巻を勤めていくでしょうから、次は絶対もっと近くで観ようと思います。

衣装をぜひ近くで観たい。^^

 

最後に

というわけで今回は、2018年十月大歌舞伎の助六曲輪初花桜の感想について書いてきました。

 

作品全体の評価は、最初にも言ったとおり「最高」です。

 

笑いもあり、途中涙を誘う場面もあり、「歌舞伎ってこんなに面白いものなんだ」と思わせてくれる華やかな作品です。

 

この記事が、これから観ようと思う方の参考になれば幸いです。

 

ありがとうございました。^^

 

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